半平のきまぐれ日記

ADHD(注意欠陥多動障害)の就労移行支援事業所に通う20代が本を読んで、映画を見て、あるいはその他諸々について思ったことを気まぐれに綴ります。(※本ブログはAmazonアソシエイトを利用しています。また、記事中の画像は、断りのない限りWikipediaからの引用、もしくはフリー素材を使用しています)

拝啓、母上様、父上様

 
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
 
 
大晦日も迫る中、皆様におかれましては年越しの準備に追われておりますでしょうか?
 
さて、「半平のきまぐれ日記」も今日が年内最後の更新でございます。

 

手編みのてぶくろ

手編みのてぶくろ

[ 冬になると毛糸で編まれた服が恋しくなりますが、私が冬場にスーツの下に着るベストは、私の母が若いころに父に編んであげたもの。親子 2 代で使用しております ]
 
 
母さんは夜なべをして~♪ のフレーズで始まるのは童謡の「かあさんの歌」ですが、たいていの日本人は、 1 度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
 
コメディなんかでは、立てこもる犯人を説得するシチュエーションでよく出てくる歌ですが、今日はこの歌にまつわる話をしたいと思います。
 
 

倍賞千恵子 かあさんの歌

[ 「かあさんの歌」はたくさんの歌手が歌っていますが、今日はたくさんの抒情曲をカバーしている倍賞千恵子さんの歌声でどうぞ ]
 
 
この歌は、音楽家の窪田聡 (1935 ~ ) さんによって 1955 年ごろにつくられました。
 
東京の下町に生まれた窪田さんは、都内屈指の名門校・開成高校に通いますが、太宰治のような退廃的な生き方に憧れて、授業をさぼり倒し、早稲田大学に合格するものの、1日も通うことなく家出してしまいます。
 
その後は戦後に一世を風靡した「うたごえ運動」(うたごえ運動(うたごえうんどう)とは - コトバンク)に共鳴してアコーディオン片手に街頭で歌い、放浪の日々を送ります。
 
 
かあさんの歌 - 童謡・唱歌 - 歌詞 : 歌ネット
 
 
そんな日々を送る窪田さんの元にある日、居場所を突き止めた母から小包が届きます。
 
1 番の歌詞はそれをモチーフにしているわけですが、窪田さんは東京の下町生まれ。
 
この歌の背景になっている高度成長期前の典型的な日本の農村の風景は、窪田さんが戦時中に疎開していた信州の農村が元になっています。
 
 
少年の日々を過ごした信州の農村と、自分勝手な生き方を黙認してくれた両親への思いが、重なり合って生まれたのがこの曲だったというわけです。
 
 
さて、この話を聞くと、私も自分の親を思いだします。
 
子どものころから私のやりたいことに反対もせずに見守ってくれた親でした。
 
今でもはっきり言って不肖の息子ですが、私のやることにほとんど口出しせずに、辛抱強く物心両面から支えてくれています。
 
たぶん心配で仕方ないはずなのに、それを億尾にも出さずにたまに帰ると、笑顔で軽口をたたき合う、私の父と母。
 
 
普段は面と向かって言えないけど、今ここで言います、「こんな私を信じてくれて、ありがとう」と。
 
いつか面と向かって言えるようになれたらいいけれど、今はこれだけ。
 
いつか、あなたたちのような、人を信じられる強い人になりたいです。
 
 
・・・とまあ、柄にもなく殊勝なことを書いてみました ( 笑 )
 
さて、今日はこの辺にしたいと思います。
 
1 年間お付き合いいただき、ありがとうございました。
 
来年もどうぞよろしくお願いします。
 
 
それでは、年末年始、お身体にお気をつけて、よいお年を!