仕事と伴侶、この二つを好きになれたら人生は幸福だという
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
大変お久しぶりです。
実に1ヶ月以上更新の間が空いてしまいました。
皆さんに忘れらていないか、少し(かなり?)心配です(笑)
実は先月末からとある公共図書館へ実習に行っていました。
そして、約1ヶ月の実習の結果、そこで契約社員として雇っていただけることになりました。
ずっと就きたいと思っていた仕事に就けて、今でも信じられない思いです。
それもこれも、就職に向けてサポートしてくださった就労移行支援事業所の職員の皆様、経済的・精神的にバックアップしてくれた家族、励まして気にかけてくれたその他のたくさんの方々のおかげです。
この場を借りて、御礼申し上げます。
さて、そこで今回の記事では図書館を目指した理由や、やりたいことを書きたいと思います。
・・・とは言いながら、なぜ図書館で働きたいと思ったのか、自分でもよくわかりません(笑)
今通っている事業所に入ってから間もなくして、所長さんに司書の資格を取るのを勧められて、「本好きだから合ってるかも」くらいの気持ちで勉強を始めて、気がつけば「絶対に司書になって図書館で働くんだ!」と思ってました。
実習に行っても確かにしんどいし、苦手なこともたくさんありましたが、それを克服するのも励みになったりしてました。
何より、働くことを心から楽しいと思えたのは初めての経験でした。
これって何だか恋に似ている気がします。
だれかを好きになるのには理由がない。
そして、時に欠点さえも好きになるし、障害があるとファイトが湧く。
そんな話を以前親にしたら「仕事と恋は違う」と言われましたが、根本的な部分は同じか、少なくともよく似ているとやっぱり思います。
まあ、賃金が発生する、しないの違いは確かにありますけど(笑)
そう言えば、イエール大学の行った調査でこんなのがあります。
軍の士官学校の学生に軍人を志望した理由を訊いて、具体的な目標や理念を答えたグループと、漠然とした理由や、ただ軍隊やそれにまつわるものが好きだからという理由を答えたグループに分けて、長期の追跡調査をしました。
すると、後者のグループの人々の方が、前者のグループの人々より軍隊に残り、かつ高い地位にいる確率が15%高かったんだそうです。
明確な動機が思いの強さを示すわけでは必ずしもない。そして「好き」に勝る強さはないということでしょうか?
今日の表題に引用したのは、私の好きな城山三郎さんの『小説日本銀行』に出てくるセリフです。
だれかを愛することが、「その人に自分のでき得る限りのことをすること」なら、仕事を愛することは「その仕事で自分のでき得る限りのことをする」ことだと、私は思います。
それが全てではないにせよ、少なくとも重大な一部分ではあると思う。
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だから、一生懸命だれかを好きになったり、愛したりするように、一生懸命仕事をしよう。
それを通じてだれかを少しでも幸せにしよう。
そして、自分も幸せになろうと、私は思います。
「愛する仕事」はどうやら見つかったらしい。後は「愛する伴侶」だけだ(笑)
これからは仕事の話も、書ける範囲でこのブログでして行きたいと思いますのでお楽しみに。
今日はこんなところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。