ただ、だれかを好きになるって、やっぱりいいと思います
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
最近、例の"挑戦"が一区切りついて、これからの方針も立てて、緊張の糸が切れたのか、軽く燃え尽き症候群のような感じになっている半平です。
仕事が終わって、家に帰るとため息ばかりついたり、何もやる気がせずボーっとしたり・・・
心の燃料タンクがからになってしまったような状態で、新しい目標に向かって、色々しなきゃいけないけともあるんですが、前みたいにむくむくと意欲が湧いてこないというか・・・
一方で突き動かす何かも自分の中にあるので、騙し騙し、少しずつ勉強したりしてる状態です。
さて、今日は久々に恋バナをしたいと思います。
私自身が今恋をしているというのもありますが、今TVでやっている恋愛ドラマにハマっているもので。
それに半年くらい前に見た恋愛映画の話もしたいので。
どちらも、「だれかを好きになること」の良さを思い出させてくれる、いい作品だと思っています。
ドラマの方は、中学教師の末永聖(有村架純)と10歳年下の教え子・黒岩晶(岡田健史)の恋模様を描いく「中学聖日記」。
今度の火曜に最終回のドラマのダイジェスト映像を主題歌のUru「プロローグ」にのせて。
二人の切なくて苦しい恋が、実によく歌われている名曲です。
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そして映画の方は、17歳の女子高生・橘アキラ(小松菜奈)と、そのバイト先42歳のファミレス店長(大泉洋)の恋を描いた「恋は雨上がりのように」です。
主演の小松菜奈と店長役の大泉洋が原作のイメージにピッタリ。と言うか、小松菜奈かわいい。
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この二つの作品に共通するのは"年の差恋愛"と"禁断の恋"。
特に「中学聖日記」の方は、中学教師と中三の男子生徒という、はっきり社会的禁忌を犯す恋を描くドラマだったために、放送当初はかなり批判も多かったそうです。
私がなぜ、この二つの作品に共感できるのかと言えば、私もつい最近まで、10歳は年上であろう女性に恋をしていたから、そしてそれは禁断の恋と言えなくもなかった(不倫とかじゃないですよ、念のため)からだと思います。
結局色々考えて、相手の女性に思いを告げることなく、その恋は終わりましたが。
「中学聖日記」の晶にしても、「恋は雨上がりのように」のアキラにしても、まだ若いせいもあってか、恋する相手以外(あるいは相手のことすらも)見えていません。
まさに恋の情熱に突き動かされるままに行動していて、その姿はものすごく自己中心的ですらある(一応、お互いに惹かれあって行く展開にはなりますが)。
しかし、とても一途で純粋であるとも言えます。
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一見冴えない店長がアキラに惹かれつつも、手を出さずに"大人の男"としてアキラを導いていくのがかっこいい。こういう男に私もなりたい。
もちろん、恋には情熱だけでなくて、相手を思いやる気持ちも必要なわけですが、二人の姿を見ていると、"思いやり"を言い訳に、自分に嘘をついているだけなんじゃないかと気づかされます。
例えば私にしたところで、叶わないにしても敢えて告白して、きちんと振られるという選択肢もあったわけで。
相手の立場なんかを慮って思いを胸に秘めることにしたつもりで、実は自分が傷つきたくなかっただけだったり、叶わない恋を最後までやり遂げる強さがなかっただけだったり・・・。
少なくともそういう部分はあったと思うのです。
中年男性と女子高生の恋、教師と教え子の恋、どちらも社会の何らかのモラルに触れ、世間の多くの人から非難されるでしょう。
しかし、そこを取り払って考えれば、純粋に人が人を好きになって、惹かれ合うという構図だけが残る(もっと言えば、好きになった相手がたまたま、教師であり、教え子であり、中年男性であり、女子高生なだけだったとも言える)。
そしてそれは、とてもいいものだと思うのです。
その人のことを思うだけで胸が苦しくなったり、四六時中その人のことが頭を離れなくなったり、そこまでの恋をすることは人生でそう多くないのかもしれません。
あるいは一度もせずに生涯を終える人も少なくないのかも。
けれども、思いが強いからといって結ばれるわけではないし、本当に好きな人と結ばれることは、一生に一度あるかないかの幸運なのかもしれません。
けれど、たとえ多くの恋が挫折と失敗、涙に暮れて終わるとしても、人を好きになることには意味があると思うし、恋はすべきだと、少なくとも私は思います。
今の恋も正直見込みは薄いと思っていますが、今度は言い訳せず、後悔しないようにしたいと思います。
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聖は晶を突き放したり、寄り添ったり、教師と一人の女性の立場の間で揺れ動いていて、それが幼かったり不安定な印象を与えますが、そこが人間くさくて好きだったりします。
今日はこんなところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。